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皆さんこんにちは!
有限会社U・エクステリア、更新担当の中西です。
目次
テーマ:外構工事の進め方と施工工程のポイント
前回は、外構工事を始める前に押さえておきたい予算やデザイン・機能性のバランスについてお伝えしました。
今回は、実際に工事がどのように進んでいくのか、施工工程の流れや注意点を解説していきます。
事前に全体の流れを理解しておくと、工事中のトラブルや不安を大幅に減らせますよ!
配置図や立面図、材料一覧をもう一度チェックし、誤りや変更箇所がないかを確認。
カーポートのサイズやフェンスの高さなど、寸法にミスがあると施工後に修正が難しくなるため、施主・施工業者双方でしっかりすり合わせます。
工事中は作業車両や資材の運搬、騒音などで近隣に迷惑がかかる場合があります。
着工前にあいさつ回りをしておくことで、余計なトラブルを防ぎ、スムーズに工事を進められます。
敷地の測量・墨出し(すみだし)
工事箇所の位置や高さを正確に決める作業。
レーザー測定や墨出しを行い、フェンスや門扉、カーポートなどを設置する場所を明確にします。
土工事・基礎工事
必要に応じて土の掘削や盛り土を行い、床付け(基礎を作るための下準備)を実施。
コンクリートやブロックを基礎として使用する場合は、しっかりと鉄筋を組んで強度を確保します。
主要構造物の設置
カーポートや門扉、フェンス、ブロック塀などの大きな構造物を据え付け。
重量物を取り付ける際は、アンカー固定や溶接などの手法で強度を高めます。
舗装・仕上げ作業
駐車スペースやアプローチ部分をコンクリートやインターロッキングなどで舗装。
防草シートや砂利敷き、タイル貼りなど、デザインや用途に合わせて仕上げを行います。
植栽・ガーデニング
シンボルツリーや花壇などの植栽を配置。
成長を見据えたスペース確保や、水はけの良い土壌づくりも重要です。
照明・電気工事
夜間の安全や雰囲気づくりのため、ライトアップ用の照明を設置。
電源取り出し口や配線ルートを計画的に用意しておくと、後付けの手間を減らせます。
最終検査・引き渡し
工事完了後、施工業者と施主が仕上がりを確認し、不備や修正箇所がないかをチェック。
その後、引き渡しとなり、本格的に新しい外構が活躍する場となります。
外構工事は天候に左右されやすいのが特徴。雨天や強風でコンクリート打設が難しくなったり、土がぬかるんで作業しにくくなることもあります。
スケジュールにはある程度余裕を持たせ、急な変更にも対応できるようにしておくと安心です。
図面だけでなく、実際の現場を見ながら細部の確認や高さの微調整などを行うとトラブルを防げます。
気になる点があればすぐに職人さんや現場監督に声をかけるようにしましょう。
工事現場は資材や機材が多く、転倒やケガのリスクがあります。
作業エリアに入らないようにする、子どもやペットが近づかないように注意するなど、施主側も意識して安全確保に協力しましょう。
コンクリートの養生
コンクリート舗装が終わってすぐに車を乗り入れると、ひび割れや沈みの原因に。
一定期間(1週間〜10日程度)は、重い荷重をかけずに養生を守りましょう。
定期的な掃除と点検
インターロッキングやタイル面は汚れや雑草が気になることも。
定期的に掃き掃除やブラシ洗いを行うと、きれいな状態を長く保てます。
植栽の剪定や水やり
植栽は季節ごとに手入れが必要。剪定や消毒、水やりなどを怠ると、植物が枯れたり害虫の発生原因に。
専門の造園業者に定期メンテナンスを依頼するのも良い方法です。
施工前に図面や仕様を最終確認し、ご近所への挨拶も忘れずに
外構工事は大きく7ステップ(測量・基礎・構造物設置・舗装・植栽・照明・検査)で進む
天候や現場打ち合わせなど、柔軟な対応でスムーズに工事を進行
施工後のメンテナンス次第で外構の美観と寿命が変わる
次回(第4回)は、**「エクステリアの素材選びとデザインコーディネートのコツ」**についてお話しする予定です。
素材による印象の違いや組み合わせ方のヒントなど、ぜひお楽しみに!
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